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日本出版界的校對員是如何工作的?番外篇

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書店員のアルバイトをしながら校閲の仕事を知り、今では校閲者としてさまざまなジャンルのゲラ(原稿を本の體裁に組んだ試し刷り)をチェックする株式會社鴎來堂 校閲部の小出涼香さん。ゲラチェックの流れや出版業界でしか使わない専門用語、知られざる校閲者の仕事の実態まで、意外なお話をたくさん伺いました。

ing-bottom: 66.56%;">日本出版界的校對員是如何工作的?番外篇

因爲有在書店打工的經驗所以知道了校對的工作,鷗來堂校對部的小出涼香現在作爲校對員要校對各種類別的校樣(將原稿以書的樣子組合起來的試印)。不得不去了解校樣的檢查的流程和只有在出版界才使用的專門用語等就是校對員的工作的本質,瞭解到了很多讓人意外的內容。

■ペンの色ひとつで間違いの発見率がアップする!?

■筆只用一個顏色,錯誤的發現率會增長!?

——ゲラに指摘を入れるとき、気を付けていることはありますか?

——檢查校樣的時候,有什麼需要小心的地方嗎?

ゲラに入れた指摘は編集者や著者、場合によっては印刷所の方など、さまざまな人の目に觸れることになります。誰が見ても分かりやすいキレイな字で書くことはもちろん、指摘の意味が伝わりやすいようにということや、著者に対して失禮にならないように、丁寧な表現で書くことにも気をつけています。

寫入校樣的校對,根據編輯、作者和場合的不同,印刷的地方等能讓各種各樣的人方便的看到。不論是誰都能夠輕鬆分辨的整潔的文字不用說,校對的含義也需要簡單明瞭地傳達出來,還需要注意寫出來的東西禮貌的表達,不能讓作者覺得失禮。

例えばちょっと文章の整合性が取れていないというとき、「ここ意味分かりません」なんて書いてしまうと著者の方はムッとしてしまいますよね。

比方說,有時文章的連貫性不夠好的時候“這裏意義不明”這樣寫的話很容易讓作者覺得很窩火。

そのあたりのバランスが難しいです。ちゃんとこっちの意図も伝わりつつ、著者が不快にならないような表現になるよう心がけています。

從中取得平衡是很困難的。很好的傳達這部分的意圖、嘗試使用不讓作者感到不快的表達方式都是需要用心考慮的。

だから見た目には無言のままずっとゲラと対面しているのですが、ゲラ上でいかにコミュニケーションを取るかは常に考えていますね。

所以雖然看到的是一直一言不發默默地面對校樣,然而常常在考慮的是如何通過校樣進行溝通。

——なるほど、細かい気配りが必要なんですね。1つのゲラをチェックするとき、決まった手順や流れのようなものはあるのでしょうか?

——原來如此,需要注意很多細節呢。校對一份校樣的時候,有規定好的順序或者流程之類的嗎?

1つの案件は著者の赤字を反映しながら初校→再校→念校と進んでいくことがほとんどです。初校には著者のチェックが入ります。再校以降ではまず「赤字照合」から始めます。著者の赤字がすべてゲラに反映されているか、チェックしていくんです。

一份案件不僅僅反映作者的紅色批註還要進行初校→再校→覆校。初校中會有作者本人的修改。到再校之後首先是從“朱字覈對”開始。檢查作者的紅色批註是不是全部反映在校樣上。

漏れがないように赤字にチェックマークを入れていくのはもちろん、入れ終わった後にもう一度漏れがないかどうか確認しています。そのときゲラからちょっと離れて、全體を見ることが大切。ゲラの端の方に書かれた赤字などを見落としていることがあるんです。

確認沒有漏掉的批註,標記上確認符號不用說,標記好之後還需再次確認是否有遺漏。這時候稍微離開校樣去看整體是很重要的。很容易看漏寫在校樣邊緣的批註。

チェックマークを入れるときは赤字と色がかぶらないように、緑や水色など目に飛び込んでくるような色のペンを使っています。こういったひと手間で、チェック漏れが隨分減るんですよ。

標記確認符號的時候要注意不要和朱字重疊,經常會使用綠色或者淺藍這樣比較醒目的顏色。花費這樣一個功夫,檢漏的可能性會降低很多。

これがひと通り終わったら、実際にゲラを読む作業(素読み)に入って指摘を入れていきます。

這部分結束之後,就進入實際的讀校樣的工作(讀校)檢查校樣。

指摘=赤字と思われているようですが、指摘は鉛筆で入れるのが基本です。校閲者が赤いペンで指摘を入れるのは、著者の赤字がきちんと反映されていなかった箇所などです。

會認爲檢查校樣=朱字批註,然而檢查校樣的基本其實是用鉛筆。校對員用紅色筆檢查校樣的時候,是作者的批註不清晰的地方等。

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請翻頁→

本翻譯爲滬江日語原創,禁止轉載。

書店員のアルバイトをしながら校閲の仕事を知り、今では校閲者としてさまざまなジャンルのゲラ(原稿を本の體裁に組んだ試し刷り)をチェックする株式會社鴎來堂 校閲部の小出涼香さん。ゲラチェックの流れや出版業界でしか使わない専門用語、知られざる校閲者の仕事の実態まで、意外なお話をたくさん伺いました。

因爲有在書店打工的經驗所以知道了校對的工作,鷗來堂校對部的小出涼香現在作爲校對員要校對各種類別的校樣(將原稿以書的樣子組合起來的試印)。不得不去了解校樣的檢查的流程和只有在出版界才使用的專門用語等就是校對員的工作的本質,瞭解到了很多讓人意外的內容。

■ペンの色ひとつで間違いの発見率がアップする!?

■筆只用一個顏色,錯誤的發現率會增長!?

——ゲラに指摘を入れるとき、気を付けていることはありますか?

——檢查校樣的時候,有什麼需要小心的地方嗎?

ゲラに入れた指摘は編集者や著者、場合によっては印刷所の方など、さまざまな人の目に觸れることになります。誰が見ても分かりやすいキレイな字で書くことはもちろん、指摘の意味が伝わりやすいようにということや、著者に対して失禮にならないように、丁寧な表現で書くことにも気をつけています。

寫入校樣的校對,根據編輯、作者和場合的不同,印刷的地方等能讓各種各樣的人方便的看到。不論是誰都能夠輕鬆分辨的整潔的文字不用說,校對的含義也需要簡單明瞭地傳達出來,還需要注意寫出來的東西禮貌的表達,不能讓作者覺得失禮。

例えばちょっと文章の整合性が取れていないというとき、「ここ意味分かりません」なんて書いてしまうと著者の方はムッとしてしまいますよね。

比方說,有時文章的連貫性不夠好的時候“這裏意義不明”這樣寫的話很容易讓作者覺得很窩火。

そのあたりのバランスが難しいです。ちゃんとこっちの意図も伝わりつつ、著者が不快にならないような表現になるよう心がけています。

從中取得平衡是很困難的。很好的傳達這部分的意圖、嘗試使用不讓作者感到不快的表達方式都是需要用心考慮的。

だから見た目には無言のままずっとゲラと対面しているのですが、ゲラ上でいかにコミュニケーションを取るかは常に考えていますね。

所以雖然看到的是一直一言不發默默地面對校樣,然而常常在考慮的是如何通過校樣進行溝通。

——なるほど、細かい気配りが必要なんですね。1つのゲラをチェックするとき、決まった手順や流れのようなものはあるのでしょうか?

——原來如此,需要注意很多細節呢。校對一份校樣的時候,有規定好的順序或者流程之類的嗎?

1つの案件は著者の赤字を反映しながら初校→再校→念校と進んでいくことがほとんどです。初校には著者のチェックが入ります。再校以降ではまず「赤字照合」から始めます。著者の赤字がすべてゲラに反映されているか、チェックしていくんです。

一份案件不僅僅反映作者的紅色批註還要進行初校→再校→覆校。初校中會有作者本人的修改。到再校之後首先是從“朱字覈對”開始。檢查作者的紅色批註是不是全部反映在校樣上。

漏れがないように赤字にチェックマークを入れていくのはもちろん、入れ終わった後にもう一度漏れがないかどうか確認しています。そのときゲラからちょっと離れて、全體を見ることが大切。ゲラの端の方に書かれた赤字などを見落としていることがあるんです。

確認沒有漏掉的批註,標記上確認符號不用說,標記好之後還需再次確認是否有遺漏。這時候稍微離開校樣去看整體是很重要的。很容易看漏寫在校樣邊緣的批註。

チェックマークを入れるときは赤字と色がかぶらないように、緑や水色など目に飛び込んでくるような色のペンを使っています。こういったひと手間で、チェック漏れが隨分減るんですよ。

標記確認符號的時候要注意不要和朱字重疊,經常會使用綠色或者淺藍這樣比較醒目的顏色。花費這樣一個功夫,檢漏的可能性會降低很多。

これがひと通り終わったら、実際にゲラを読む作業(素読み)に入って指摘を入れていきます。

這部分結束之後,就進入實際的讀校樣的工作(讀校)檢查校樣。

指摘=赤字と思われているようですが、指摘は鉛筆で入れるのが基本です。校閲者が赤いペンで指摘を入れるのは、著者の赤字がきちんと反映されていなかった箇所などです。

會認爲檢查校樣=朱字批註,然而檢查校樣的基本其實是用鉛筆。校對員用紅色筆檢查校樣的時候,是作者的批註不清晰的地方等。

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